経営者のためのChatGPT活用入門セミナー
6月27日に開催された、富士見町商工会主催の「経営者のためのChatGPT活用入門セミナー」にて、地方の中小業・個人事業者の視点で見た ChatGPT の位置付けについてのお話しさせていただきした。
中小企業の経営者の方や個人事業主の方などたくさんの方がお越しくくださり、多くの方が ChatGPT やその活用にご興味をお持ちなのだと改めて感じました。ご参加いただきまして皆さま、本当にありがとうございました。
セミナー ダイジェスト
今回、お話しさせていただいた内容は以下の通りです。
- ChatGPT って何?
- ChatGPTの使い方(初級)
- ChatGPTが変えるビジネスの現場
※チラシの項目と違っていますが、お話しした内容はチラシの内容です…念のため(^^;
ChatGPTの基礎知識・基本的な使い方
前半は、ChatGPTの基礎知識、ChatGPTの基本的な使い方、使い方のコツについてです。
まず基礎知識。普段、私たちはPCの仕組みを知らないままで利用しているのですが、ChatGPT を利用する場合、どういう仕組みにになっているのかの基礎的な知識を知っていると、ChatGPT が出力してきた回答に納得できたり、何を注意しながら利用すればいいのかが理解しやすくなります。細かいことは専門的過ぎて大変てことになってしまいますので「あ~、そういう仕組みなのか」と大枠だけ理解していただきました。
基本的な使い方は、以下の7項目について実際に利用するところをご覧いただきながら紹介させていただきました。紹介の中ではいくつかの基礎的なテクニックも利用しながら「こういうことができるのね!」「こうやって使えばいいのね♪」ということが大枠で理解していただけるようにしました。
- 質問回答
- 分析
- 翻訳
- 要約
- 文書の執筆
- アイデアだし
- プログラミング
ChatGPT が変えるビジネスの現場
後半は、「ChatGPT が変えるビジネスの現場」と題して、ChatGPT は単なる便利なツールなのではなくて、社内の仕事の進め方、お客様とのコミュニケーション手法までもが大きく変わる(=変えさせられてしまう)ということについてお話しさせていただきました。一般的にChatGPT について話される時(話題にされる時)、ChatGPT の使い方であったり、ChatGPT がもたらす社会変化(雇用喪失や教育現場での利用など…)についてはたくさん取り上げられるのですが、「ChatGPT がビジネスの現場をどう変えてしまうのか」の大きな方向性を地方中小企業の経営者目線で紹介していることはほとんどありません。
ネットの活用で地方が変わる! の立場の私にとってはこの部分が重要です。加えて、技術的・専門的な細かいことよりも、経営という現場でどういうことが起こるのかを大きな視点で俯瞰して捉えることが重要だと私は考えています。ですのでその部分にフォーカスして、ビジネスの現場に「大きな地殻変動が起きる」ということを身近に予感・理解していただけるような話をしました。
今回、ありがたいことに新聞記者の方も取材にお越しくださいました。しかもセミナーを最後まですべてお聞きくださいました(普通は取材か終われば次の取材先に急行されていくのですが、わざわざ最後まで…ありがたいことです)。そんな新聞記者さんもセミナー終了後に「あの後半の話がとても勉強になった」とわざわざお話ししにいらしてくださいました。
セミナーの様子をダイジェスト(切り抜き動画)を準備しましたのでご覧になってみてください。
アンケートから
セミナー終了後に参加された皆さんにアンケートをお願いしました。
うまく伝わった…?、話が簡単すぎちゃった…?、いや難しすぎちゃった…? など心配をしておりましたが、どうやら皆さんのお役に立つ話ができたいたようで少し安心しました…(^^;
いただいた感想からピックアップ
- ChatGPTの全体像が良く分かった。
- ChatGPTの活用方策がよくわかった。
- 講師の方の話し方がとてもわかりやすく、ChatGPTの入口としてはBESTでした。
- おおまかな流れがわかりとてもよかったです。使ってみたいと思います。
- ChatGPTのことがイチからわかりました。説明もわかりやすかったです。
- 自分の仕事がなくなってしまうのではという危機感と、先回りすることが付加価値につながるのでは…という希望のどちらも感じられました。
本当にありがとうございました。
(頑張って準備した甲斐がありました)
せっかくなので、アンケートの結果を ChatGPT に3つのポイントで分析してもらいました。
ChatGPTの基本的な理解
ポイント:
参加された方はChatGPTの全体像、機能、使用方法について理解を深めたと述べています。これはChatGPTの活用方策や使用例、アプリケーションとの統合など、具体的な事例を挙げている回答から読み取れます。
分析:
この情報は、提供されたセッションがChatGPTの基本的な概念と使用法を参加者に効果的に伝えることができたことを示しています。その結果、参加者たちはChatGPTの有用性と応用可能性について認識を深めることができました。
ChatGPTの実践的な活用
ポイント:
一部の参加者はChatGPTを活用する具体的なアイデアを学んだと述べています。特に、アイデア出しやファクトチェックにChatGPTを使用することについて、また、アプリケーションとの統合による利便性向上について学んだという意見が見受けられます。
分析:
この結果は、参加者がChatGPTを実際のタスクや仕事にどのように応用するかについて具体的な理解を得ることができたことを示しています。これは、参加者がAIを自身の仕事にどのように組み込むかについて具体的な洞察を得られたことを意味します。
ChatGPTの可能性と影響
ポイント:
一部の参加者は、ChatGPTの社会的影響や可能性について学んだと述べています。特に、ChatGPTが仕事の常識を変える可能性や、未来の仕事に対する影響についての意識が高まったという意見があります。
分析:
これは、セッションがChatGPTの技術的な側面だけでなく、その社会的・経済的な影響についても十分な洞察を提供していたことを示しています。これにより、参加者は自分たちの仕事や業界がどのように変化する可能性があるかについて、より深く理解することができました。
次回をお楽しみに!
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