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ネットの活用で、地方が変わる

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          ネットの活用で、地方が変わる!

           ~地方はネットをこう使おう~

                          第76号 2016/4/15
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こんにちは、ビーチューの雨宮です。

ここ標高1,000mの高原の町にも、桜の便りが届きました。
現在、標高900mくらいまで開花していて、1000mではまだ開花していません。

標高700m~1300mに家々があるここ富士見町、そんな桜の動きがわかるんですよ。


今回もみなさんからお寄せいただいたご質問からピックアップして
お届けいたします。


取り上げてほしい質問がある方は、お気軽にお寄せくださいね♪ (^_^)/
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■今回の質問━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃Q┃オンラインショップを始めようと思っています。
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛

普段は「卸し」の業務をしているのですが、インターネットショップから
の直接販売も試してみようと思います。ひとまず20品目ぐらいを販売して
みたいのですが、どこから手を付けたらいいですか?


┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃A┃低リスクで、まずは小さいショップから始めてみるのがポイント
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛

オンラインショップは、大規模(商品手数が大)にやるのか、小規模(商品
点数が小)にやるのかによって、土台となる仕組みが大きく異なります。

何千点、何万点の商品を販売するお店なのか、一点モノの手作り品(例えば、
手作りの皮のキーケース 15,000円)を販売するお店なのかによって、異な
るということです。前者は大量に商品や情報をさばく仕組みや体制が必要に
なりますが、後者はもう少しのんびりと言いますか、場合によってはショッ
ピングカートすらなくてもいいかもしれません。

今回のご質問のポイントは、「試しに20品目ぐらい」を販売するオンライン
ショップということです。


■「インスタント・コマース」という世界

インターネット黎明期では、オンラインショップを作るには自社で莫大な費
用をかけてショッピングサイトを構築する必要がありました。システム会社
さんにお願いしないとできなかったのです。

その次の時代には、例えば「ショップサーブ」のような、ショッピングサイ
ト専用のレンタルサーバサービスが登場してきました。月額1~数万円ぐら
いでした。莫大な費用をかけて開発するのに比べたら、月額数万円でオンラ
インショップが持てますので、多くの会社が利用しました。

もう一つの形態は、楽天やYahoo!ショッピングのように、「モール」に出店
するというものです。これはインターネット黎明期からずっと続いています。


これらに加えてここ最近は、さらに違う流れが出てきました。これが「イン
スタント・コマース」と言われる分野。例えば「STORES.jp」「BASE」に代表
されるように、オンラインショップの機能は基本的に無料(or 格安)で、誰
でも気軽にオンラインショップが持てる、というサービスです。

https://stores.jp
https://thebase.in/

ご覧いただければビックリしますが(@_@;)、例えば「STORES.jp」では、
商品点数5品目までなら無料でショップを開くことが出来ます。商品が売れ
た時だけ、決済手数料(5%と振込手数料250円)を支払えばいいのです。
(6品目以上だと、月980円が必要になります)

つまり、出店自体にはコストが発生しないというわけです。d(^_^)

しかも、テンプレートから選べば簡単にショッピングサイトができてしまうの
で、技術的なハードルもほとんどありません。


このように、大きな資本がなくても、誰でも簡単にオンラインショップを作れ
てしまうのが、「インスタント・コマース」の世界です。


■まずは、これらのショップで販売してみる

商品を何百点、何万点も販売するには、ある程度の「予算」と「覚悟」を準備
しないといけませんが、20品目でしたら、まずはこの「インスタント・コマー
ス」の世界で試しに販売してみる…というのはいかがでしょうか。

本気で事業として勝負をかけるのは次の手として、どんな反応があるのか、
どんなお客様が購入してくださるのか、どんな情報を出せば購入していただ
けるのか、など、事業として勝負をかける前のテストマーケティングが可能
になります。しかも、ほぼコストゼロで…(@_@;)。

実は、同じような相談を何度かいただくのですが、どなたにも「ほぼコストゼ
ロなんですからやってみたら♪」とお話ししています。


■地方の個人・お店にとってのチャンス

実はこの「インスタント・コマース」、地方の個人・お店にとって、活用しや
すいサービスなんです。こだわりの手作り石鹸や、手作りジュエリーなど、
流通量は少ないけども全国にコアなファンがいる商品にとってはとても親和性
があります。わかりやすい言い方をすると、自分のセレクトショップをネット
上に出す、ということですね♪

従来型の「大量・低価格商品」を販売するオンラインショップとは性格が異な
り、一点ものだからこそ価値ある商品をオンラインで販売できる。これって、
素敵ですよね!


というわけで、今回はこれを覚えてくださいね! 

●「インスタント・コマース」でお店を持ってみよう♪ d(^_^)

■今週のピックアップ━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

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■世界の未来から、地方の僕たちを考える

 フェイスブックはどこへいく?
 3年後、5年後、10年後の未来を描いたロードマップ
 http://www.gizmodo.jp/2016/04/facebook_10years.html

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フェイスブックの開発者向けカンファレンスで、フェイスブックの今後10年の
ロードマップが披露されたそうです。海外の、しかも10年後の話のようで全然
関係ない世界のような気がしますが、それがそれが、地方の僕たちにも大きく
関わって来るんです。

ふ~ん、と思いながら、ぜひ未来の動きをのぞいてみてください♪

                 それではまた次回をお楽しみに! (^_^)/
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【発行元】株式会社ビーチュー
     http://be-chu.com/
     http://www.facebook.com/bechucom

     〒399-0214
     長野県諏訪郡富士見町落合11215-8
     TEL : 0266-75-2076 (受付 : 平日 10:00-17:00)

【発行責任者】雨宮伊織 Amemiya Iori
    
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