メールマガジン・バックナンバー

ネットの活用で、地方が変わる

title magazine

 

メールマガジン・バックナンバー

| バックナンバー一覧へ |

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

          ネットの活用で、地方が変わる!

           ~地方はネットをこう使おう~

                          第67号 2015/10/14
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


みなさん、こんにちは。
ビーチューの雨宮です。

標高1,000mの高原は、朝の気温が5度を下回るようになってきました。

今回もみなさんからお寄せいただいたご質問からピックアップして
お届けいたします。


取り上げてほしい質問がある方は、お気軽にお寄せくださいね♪ (^_^)/
このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。


■今週の質問━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃Q┃メールマガジンはもう古いと言われたのですが、どう思いますか?
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛

先日、友人に、これからメールマガジンを始めようかと思うと話したとこ
ろ、もうメールマガジンは時代遅れだからやめた方がいいんじゃないか、
と言われました。どう思われます?


┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃A┃ぜひスタートさせてみてください。ポイントがあります。
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛


■まずはこれまでの流れをおさらい

インターネット黎明期、メールマガジンというものがスタートしました。
当時はメールマガジンを自分で発行・配信できるシステムがかなり高価で、
月額数万~数十万円という値段がしていました。

そこで「まぐまぐ」のような無料配信サービスが広く利用されていたわけで
すが、自分で配信するのと「まぐまぐ」で配信するのと何が違うのかという
と、「まぐまぐ」では登録されているメールアドレスがわからない…という
ことでした。人数はわかるのですが、具体的にどんなアドレスの方が購読さ
れているのかがわかりませんでした。

その後、配信システムの値段はどんどん安くなり、現在では、月額1,500円~
3,000円の費用で、中小企業には十分なぐらいのサービスを利用することがで
きるようになりました。


■メールマガジンに対する世間の関心

「メールマガジンは時代遅れ」と質問者のご友人がおっしゃったように、
確かに、メールマガジンに対する世の中の関心は、2005年をピークに下降の
一途をたどっています。

  「Google トレンド」 で見ると↓のようになります
   https://goo.gl/3GGpYn


ネット上でも、情報のやり取りはLineなどのメッセージアプリばかりでもう
メールは利用していない…なんていう声も多くなってきました。


  ご参考までに…
  「Amazonに見られる、UI変更を伴わないUX改善」
   http://uxmilk.jp/articles/amazon-ui-ux


つまり、若い人を中心にメール使わなくなってきたんだからメルマガはもう
時代遅れだよね…ということです。


でも、だからと言ってメールマガジンは意味がないわけではありません。

いやむしろ、私は、時代遅れと言われて注目されないからこそ、チャンス♪
と思っているぐらいです♪ d(^_^)


■どの位置でメールマガジンを捉えるか、がポイント d(^_^)

説明が長くなってしまいますので詳細は省きますが、実は、多くの方がメール
マガジンのことを誤解しています。

メールマガジンというと、登録していただいた読者に「本日限定セール」とい
う案内を送ったり、「イベントのご案内」をお送りしたりという「案内・告知」
をする媒体だと思われている方が多いのではないかと思います。

つまり、販売促進の情報を送信して、何%の方がクリック&購入(登録)して
くれたのか…ということを繰り返すといイメージです。確かに、これはメルマ
ガができる販売促進の重要な役割の一つですが、私はもう少し別な見方をして
います。

それは「販売促進」という立ち位置ではなく、「経営」という立ち位置でメル
マガを捉えるということです。d(^_^)


「案内・告知」ではなく「お客様に役立つ情報をお送りする」というメルマガ
のスタイル、皆さんもご存じだと思います。「売り込む」のではなく、「知っ
ていただく」「役立てていただく」という言い方もできますね。
(私のメルマガもこっちのスタイルになります)

この「お客様に役立つ情報をお送りする」メルマガ、経営という立ち位置で
見ると、実は大変恐ろしいことになるのですが、おわかりになりますか?


例えば、こんなことがあったらいかがでしょう?

住宅を新築しようと思ってある住宅会社のサイトに行ったら、毎週メールマガ
ジンが届くようになっていて、バックナンバーを少し見たら、売り込みや自社
営業の内容ではなくて、「住宅を建てる方が陥る間違い」が毎号送られるよう
になっていた。しかも、最新は第162号だった。

生涯で一番高い買い物をしようとしているのですから、納得できる住宅を手に
入れるべく、(その住宅会社にお願いするかは別にして)メルマガに登録して、
時間があればバックナンバーをできるだけ読んで勉強しようとしますよね♪

しかも最新号が162号ということは、この住宅会社は情報を3年間送り続けてい
るということになりますし、162個もの役立つ情報があるということになります。

送られてくるメルマガやバックナンバーを読んでいるうちに、住宅を建てるポ
イントが理解できるばかりか、きっと、この住宅会社の「考え方」や「想い」
にも触れることになるでしょう。


■経営視点で5年後から見ると...

つまり、こういうことです。

販売促進という捉え方で「案内・告知」メルマガを考えると、今日送ったメー
ルで何%の人が反応したか?ということに主眼がありますが、経営という立場
で「お客様に役立つ」メルマガを見ると、

「3年・5年後に、自社がどう見えるか」

ということがポイントになります♪d(^_^)


お客さんは、いつどんな時に自社が発信する情報に興味を持ってくれるかはわ
りません。ある人は今日ですし、他の方は2年後かもしれません。しかも、発信
する情報に興味があったとしても、すぐに購入してくださるわけではありませ
ん。必要となるのは4年後かもしれませんし、もしかしたら情報だけ欲しい人
なのかもしれません。

どちらだとしても、「会社は5年10年とずっと継続していかないといけない」
という経営視点で考えると、メルマガが大きな力になっていることをご理解い
ただけるかと思います。5年間メルマガを続ければ、お客様になるかもしれな
い方々が5年間少しずつ増えていくことになるわけですから…。

しかも、バックナンバーという形で過去の有益な情報をお客様に読んでいただ
けますし、読んでいただく行為を通して自社の考えや強み・想いも理解してい
ただけます。


 ※「本日限定セール」のメルマガが5年分積み重なってもほとんど意味はあ
   りませんが、これとは大きく違うということわかりますか?


さらに、メッセージアプリに押されるからメルマガは時代遅れ…というのも
実は正しくありません…。ポイントは「どんなメディアが流行るのか」では
なくて、「どれだけ有益な情報なのか」ということなんです♪ d(^_^)


説明を端折りすぎてしまっていてわかりにくいかもしれませんが、いただい
たご質問への回答はこうなります。


ぜひ、お客さんにとって有益な情報を提供するメルマガを始めてください!
最初はゼロ~数人宛に送ることになるかと思いますが、5年続けたらどんなこ
とが起こりそうか、ワクワクしながら発信してみてください♪(^_^)/


というわけで、今回はこれを覚えてくださいね! 

●会社の未来を考えてネットを活用していますか? d(^_^)


■今週のピックアップ━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

----------------------------------------------------------------------
■日本国内にも展開されるかな…? Amazonの新サービス

 アマゾン、ハンドメイド製品のマーケットプレイスを開設--Etsyに対抗
 http://japan.cnet.com/news/service/35071704/

----------------------------------------------------------------------

私のまわりにもハンドメイドの製品を手掛けていらっしゃる方が大勢います。
今は自分のサイトを作ったりして販売していらっしゃいます。国内で同じサー
ビスがリリースされる可能性もありますから、その時の準備をお忘れなく♪

自サイトで販売するのと、他の方のハンドメイド商品と一緒に陳列されるのと
では、また見られ方が大きくことなるでしょうからね!

記事内に↓の表現があります。
「商品が作られた背景に独自のストーリーがあると知ることが個人的な体験と
 なり、ハンドメイド商品を手に入れることを特別なものにする」

ハンドメイドの特徴は何と言っても独自のストーリーですよね♪


                 それではまた次回をお楽しみに! (^_^)/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【発行元】株式会社ビーチュー
     http://be-chu.com/
     http://www.facebook.com/bechucom

     〒399-0213
     長野県諏訪郡富士見町乙事5162
     TEL : 0266-75-2076 (受付 : 平日 10:00-17:00)

【発行責任者】雨宮伊織 Amemiya Iori
    
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright (C) 2015 ■

このメールマガジンの転送はOKですが、掲載された記事の内容を許可なく
転載することはご遠慮ください。

※購読を解除される方は、
 下記フォームよりお手続きをお願いします。
 https://1lejend.com/stepmail/delf.php?no=138062


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




| バックナンバー一覧へ |

 

 

無料メールマガジン、購読申し込み

 

無料メールマガジン
「ネットの活用で、地方が変わる!」

ネットに関する様々な情報を「地方」という視点で捉えて、地方のネット活用に活かせるヒントをお伝えします。購読無料で、解除も自由です。
お気軽にご登録ください。

 

ネット活用のヒントを check!!

 

 

お問合わせはこちらから

お問い合わせ