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ネットの活用で、地方が変わる

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          ネットの活用で、地方が変わる!

           ~地方はネットをこう使え~

                          2013/11/1
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みなさん、こんにちは。
ビーチューの雨宮です。

今週はちょっと遅れての配信ですみません。


さて、今回もみなさんからお寄せいただいたご質問からピックアップして
お届けいたします!

取り上げてほしい質問がある方は、お気軽にお寄せくださいね♪ (^_^)/
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■今週の質問━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃Q┃地方からのインターネットビジネスは、これからもまだ可能性が
┃ ┃あるものなでしょうか?
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛

インターネットバブルの頃、シリコンバレーの名にちなんで、地方でも
「○○バレー」という名前を付けて各所でインターネットによる産業作り
をしていましたが、今はまったくそのようなことは聞きません。

国内のインターネット関連企業を見ると、圧倒的に東京を拠点にしている
企業が多いように思います。地方からインターネットビジネスはもう厳し
いんでしょうか?

という、とっても大きなご質問をいただきました。

みなさんならどう考えますか?


┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃A┃まだまだ可能性は充分あると思いますよ♪
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛

「インターネットビジネス」ということで、どんなことを表現されようと
しているのかによりますが、地方の可能性はまだまだあると思います♪
といいますか、全然あります!(^_^)/

地方から Google や facebook の次のサービスが生まれるのかはどうかは
わかりませんが、私はこんな風に考えています。


●「地方」なんてありません。

「地方」という言葉を使う時、暗黙に「東京」や「都市部」などという中
心部があることが想定されています。逆に言うと「地方」と言った瞬間に
「東京」と言ったことの裏返しになるということですね♪d(^_^)

でも、よくよく考えてみると、インターネットの世界には「地方」も
「東京」もありません。わかりますか?この意味。

ネット上に公開されている情報は、「東京」の情報として流通している
わけでも、「地方」の情報として流通しているわけでもありません。単
に、キーワードとして「東京」として分類されているか、もしくは、
その情報を提供している会社が東京にあるのか、だけです。

例えば、生命保険について知りたいと思ってインターネットで調べてい
る時、一番詳しい情報を出してくれているファイナンシャルプランター
の方が、東京に住んでいるのか九州に住んでいるかなんて気にしないの
と同じですね。

多くの方が見てらっしゃるYahoo!も、情報やサービスが東京発だから
見ているわけではなくて、たまたま東京に会社があるだけです。
Facebookを利用されている方も、情報発信元ののサーバが海外にある
なんて考えた事すらないと思います。

ネット上の情報やサービスは、すべて「フラット」なんです。
(まぁ、Radiko のようにガチガチに地位限定もありますが…)


ですから、「地方の僕たちが…」と思った瞬間に負けなんです…(^_^;
と、私は考えています。

※人材、お金、情報の集まりややビジネスの立ち上げやすさという
 別な側面で見ると東京は確かに有利かもしれませんが、だから可能性 
 がなくなるわけではないですよね♪


●例えばこんな考え方、素敵でしょ?

私の知り合いに、海外に向けて日本語教育を展開しようとしている方が
いらっしゃいます。

10年前だったら、双方向の仕組みを準備するのに莫大な設備投資が必要
だったでしょうが、今は、ものすごい簡単に双方向の仕組みが整います。
地方のいたるところで光回線が利用できますから、国内での地域差なん
ていうものもありません。むしろ、オフィスなどの固定費を考えると
地方の方が東京よりも有利だったりします。

また、海外から見たら、東京だろうが長野県だろうが、北海道だろうが
日本語の本場「日本」なんです。海外の方からしても、全然気になるこ
とはありません。

ですから、ここ長野県にいながらにして、世界中の国々の方に、日本語
を教えることが可能になります。

素敵ですよね!


また、私の住んでいる町には、日本中のカメラ愛好家の方から中古カメ
ラの修理を請け負っている職人さんがいます。どのメーカーのカメラで
も直してくれるのだそうです。

今やカメラは、一生ものとして使うよりも古くなったり壊れたりしたら
買い替えますよね。ですから中古カメラの修理を依頼されるのは、本当
にカメラが好きな一部の方々に限られてしまいます。

そういう方は、それぞれの地域にそんなにたくさんいるものではありま
せんし、インターネット以前であれば、人が多い東京に小さな専門店を
オープンして、雑誌広告で営業していたことと思います。

それが、今、このインターネットの時代では、それぞれの地域にはそん
なにいらっしゃらなくても全国規模で束ねれば相当数のお客さんがいる
ことになりまね。しかもカメラ修理の場合、来店しなくても宅急便で全
国どこでもやりとりすることができます。

これもインターネット時代の地方だからこそ可能ですよね♪


●暗黙の前提にある「東京」を疑ってみる

テレビや雑誌やニュースなどを見ていて、「通勤」に関わる場面や情報
が出てくると時々違和感を感じることがあります。というのは、日本で
通勤が表現される時、その圧倒的多くが「首都圏の通勤」なんです。

電車に乗って、通勤ラッシュで、1時間ぐらいかけてって。

でも、よくよく考えてみると、地方の圧倒的多くの方は車で通勤されて
いるわけで、(具体的に数値は調べていませんが(笑))もしかしたら
電車通勤の方よりも多いんじゃないかと思います。

ですから、通勤に便利なiPhoneアプリ♪ と言っても、実は、東京の通勤
が前提になっていたりするんです。そもそも、車で通勤される方はアプリ
をいじってなんかいられませんし、地元のFMを聞いている方が多かったり
するのではないかと思います…(^_^;。

そうしたら、地方の通勤形態に合った通勤に便利なiPhoneアプリ♪なん
ていうのはまだまだ可能性あるかもしれませんね。アメリカは車社会で
すから、もしかしたらそこにヒントがあるかもしれません。

このように見えないうちに前提としてしまっている「東京」を疑って
みるのも一つの手ですね♪d(^_^)


今回はこれを覚えてくださいね! d(^O^)

●インターネットに「地方」も「東京」もありません♪

■今週のピックアップ━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

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■博報堂が生んだ天才デザイナー佐藤可士和さんがデザインしたコーヒー
 メーカーの七変化から見るビジネスで結果を出すためのUI・UX改善の考え方
 http://blog.marketing.itmedia.co.jp/kurosu/entry/498.html

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セブン・イレブンでコーヒーが提供されるようになりましたね♪
私も時々利用させていただいています。

あのコーヒーのプロジェクトを主導したのが、デザイナーの佐藤可士和さん。
佐藤可士和さんと言えば、名だたるメーカーの世界戦略や商品戦略をお手伝い
している私も尊敬する方。

そんな超一流の佐藤可士和さんがデザインした、コーヒーサーバが、現場では
どのようになっているのか…。とても素敵な記事です。

カッコよくなければ注目はされないでしょうが、カッコよければいいわけでは
ない…という現実がとってもよくわかります。

私も勉強になりました…(^_^;


                 それではまた次回をお楽しみに! (^_^)/
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【発行元】株式会社ビーチュー
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【発行責任者】雨宮伊織 Amemiya Iori
    
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