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ネットの活用で、地方が変わる

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          ネットの活用で、地方が変わる!

           ~地方はネットをこう使え~

                          2013/07/31
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みなさん、こんにちは。
ビーチューの雨宮です。

7月に入った途端に暑い日が続いていますが、みなさん体調など崩さずに
元気にご活躍されていますでしょうか。

私が住んでいるここ富士見町も夏本番!

とはいえ、標高1,000mの我が家にはクーラーはありませんし、扇風機もあり
ません。朝は20度を下回ることもありますので、夜は窓を閉めて寝ます。

そんな高原の田舎暮らしを満喫しながらも、やっぱり〆切に追われる毎日
です。


さて、今回もみなさんからお寄せいただいたご質問からピックアップして
お届けいたします!

取り上げてほしい質問がある方は、お気軽にお寄せくださいね♪ (^_^)/
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■今週の質問━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃Q┃地方はインターネットをどう利用したらいいのでしょうか?
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛

先日、社長に、うちの会社もホームページを持った方がいいと思うだけど
君はどう思う?と聞かれました。

地方の小さい会社なのでインターネットなんて関係ないような気がするの
ですが…。


これは私がお会いしたお客さんから聞かれたご質問です。

さて、みなさんならどう考えますか?


┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃A┃地方こそ、インターネットをうまく活用するべきです。ポイントは…
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛

ほとんどの方が勘違いされているのは、「インターネットは都会のもの」と
いう認識です。そういう認識に陥ってしまう原因は、「先進的」という言葉
に潜んでいます。

地方からすると都市部、特に東京は、情報や流行、ビジネスやマーケットの
最先端であり、世の中の先進的なモノや情報が集まっているところです。
「インターネット」は一般的になって10数年経ちますが、まだ世の中では圧
倒的に「先進的」な位置づけです。

ですから、無意識の思考回路が、「インターネット=先進的=都会のもの」
という認識になってしまいます。


しかし、私が講演やセミナーでお話ししているように、インターネットの世
界は(先進的が故に)「地方・都市の違いは関係ありません」。むしろ、地
方こそが、都市部よりも上手に活用することが求められます。


●2つのポイント

ポイントは2つあります。

一つは、インターネットは、自社や自分の情報を周囲に知ってもらう非常に
有効なチャンネルだということ。ホームページを持つこともその一つですね!

会社のホームページを持つということは、インターネットに接続できる日本
全国、いや世界中の方に知ってもらえる可能性がある…ということです。

※もちろん、展開している自社ビジネスとの関係で、お客さんの範囲をどこ
 まで広げるべきなのかは戦略として考えないといけません。また、世界中
 から見てもらえる可能性はありますが、実際に見てもらうためにはそのた
 めの工夫をしないといけません。

インターネット以前のテレビ、新聞、雑誌、ラジオなどの情報伝達と比べる
と、いかに地方にとってメリットがあるかはご理解いただけるかと思います。


二つ目のポイントは、圧倒的な低コストで、世界最高レベルの仕組みやツール、
サービスを利用できる、ということです。

実は、インターネットのことを考えた時、地方のほとんどの方がこのことに
気付いていません。これは、地方の方はどうしても、「インターネット =
ホームページ」という認識になってしまっているからだと思います。


例えば、インターネットの仕組みやサービスを利用することで、次のような
ビジネス上のメリットを享受することができます。


●例えば、印刷…

ネット印刷を利用することで、圧倒的な低コストで印刷できる時代です。

印刷データ(もちろん WordでもOK!)をインターネットから送れば、印刷して
郵送してくれます。正直言って、近くの印刷屋さんよりも圧倒的に安いです…。


●例えば、経理ソフト…

会計ソフトを利用している会社も多いかと思いますが、通常、会計ソフトは
数万円します(規模にもよりますが…)。しかもバージョンアップをしない
といけなかったりします。でもインターネット上には、月額利用料を支払う
とずっと最新の会計ソフトを利用できるサービスもあります。その価格、な
んと!ひと月380円!


●例えば、顧客管理…

お客さんが増えれてくると顧客データを管理しなくてはいけません。商談の
進捗管理や、既存顧客へのサポート、営業チームによる情報の共有化などな
ど。EXCEL で管理したり、知り合いに頼んでプログラムを作ってもらうとい
うことがありますが、これも月額数千円で利用できる SAAS型と呼ばれるサー
ビスがいくつあります。それらを利用すれば、世界トップクラスの顧客管理
の仕組みを低コストで導入することができるわけです。

※そんなのいらない…という方もいるかと思いますし、ビジネスによっては
 不要だと思います。しかし、世界トップクラスの顧客管理の仕組みで自社
 の顧客を管理・分析してみるとどんなことが見えるのか。経営であれば、
 そういう視点でご覧になりたい方もいらっしゃるかと思います。


インターネットというと「ホームページに会社の情報を掲載する」という
ことに終始しがちですが、このように、自社のビジネスの組み立て方その
もの効率的に組み替えられる可能性がある、ということですね!d(^_^)

これらの仕組みを利用するのに都市も地方も関係ありません。
一方がこれらの仕組みを利用して、効率的・効果的にビジネスを回している
のに、他方が従来型の非効率な運用をしているのだとしたらどんと勝ち目が
なくなってしまう…ということは想像できると思います。


インターネットやその上で展開されるサービスは、あくまでも「道具」です。
それらを利用してどうやって自社のビジネスを外部に伝え、効率的・効果的
に運用していくのか、本当に考えないといけないのとはこの部分だと思います。

そして、地方こそ、ここをしっかりと認識する必要があるのだと思っています。


ですから、ご質問への回答としては次のようになります。

厳密には展開されているビジネスにもよりますが、
(一般的には)ホームページはぜひ作ってくださいね♪d(^_^)

そしてもう一つ、インターネットを活用することで、ビジネスを効率的に
展開できる可能性がありますので、ぜひそちらも調べてみてください♪

■今週のピックアップ━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

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■ますます膨らむアマゾンの投資額
 今度は顧客サービスの拡充で7000人を雇用
  http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/38354
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米アマゾン・ドットコムが、米国配送センターで新たに約5000人のフルタイム
従業員を雇用すると発表したというニュースがありました。

ここ日本、特に地方には全く関係ないようなニュースにも見えますが、実は
そうとも言っていられません。

そもそもアマゾンは何を目指しているのか…。
↓の記事をぜひご覧になってみてください。

 Amazonの目指す場所
http://d.hatena.ne.jp/chakichaki/20130705


そう、書籍に限らずあらゆるものをアマゾンで、しかも一番低価格で購入でき
てしまう日が来るのです。アマゾンはこれに向けて着々と投資を続けていると
いうわけです。


もう少し別な角度から見てみましょう。

Googleは、↓のようなスマフォアプリを提供しています。

Google Shopper
https://itunes.apple.com/jp/app/google-shopper/id416091721

このアプリで商品のバーコードをスキャンすると、ネット上でその商品が
いくらで販売されていて、どんなレビューで、商品を購入できるオンライ
ンショップや近くの実店舗はどこか、が瞬時に表示されます。

簡単に言うと、その商品をこのお店で買った方が安いのか、ネットで購入
した方が安いのかがその場でわかってしまうアプリケーションです…(ーー;)

とっても便利ですが、一方で恐ろしくもあります。
一般店舗は購入する場所ではなくて、ショールームになる可能性を秘めてい
るわけですから…。


同じようなソフトはアマゾンにもあります。
(どうやら日本では利用できないようですが…)
http://jp.techcrunch.com/2011/12/12/20111210amazon-pricecheck-discount/


これら2つのアプリを見た後で、改めて最初の米国アマゾンのニュースを
見てみるとどうでしょう…?

地方にとってもものすごい影響力がある事態が、音を立てずに着実に進行
していることが見えてくるのではないかと思います。


皆さんはどう捉えましたか?


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                 それではまた次回をお楽しみに! (^_^)/
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【発行元】株式会社ビーチュー
     http://be-chu.com/
     
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     〒399-0213
     長野県諏訪郡富士見町乙事5162
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【発行責任者】雨宮伊織 Amemiya Iori
    
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