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ネットの活用で、地方が変わる

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          ネットの活用で、地方が変わる!

           ~地方はネットをこう使え~

                          2013/06/12
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みなさん、こんにちは。
ビーチューの雨宮です。

とにかく、昼夜関係なく、サイトの企画と制作に追われまくっています。

ありがたいことにビーチューの手法に共感していただく方からご指名をいた
だくことが多く、「単にサイトを作る」ということではなく、もう一歩先の
やり方・考え方が少しずつ広まってきているのを実感しています。


さて、今回もみなさんからお寄せいただいたご質問からピックアップして
お届けいたします!

取り上げてほしい質問がある方は、お気軽にお寄せくださいね♪ (^_^)/
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■今週の質問━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃Q┃「わかりやすい」と「魅力的」のどっちを優先したらいいですか?
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛

ホームページ制作の本を見たら「わかりやすいホームページが一番!」と
書いてありました。でも、その本で紹介されていたホームページは、確かに
わかりやすいのですが、私には魅力的には思えませんでした。

わかりやすいと魅力的のどちらをとったらいいんでしょうか?


というご質問をいただきました。

さて、みなさんならどう考えますか?


┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃A┃ズバリ! 両方大切です!
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛

いきなりこんなことを言ってそれで終わってしまいそうですが、その理由と
考え方をご紹介したいと思います。


●「わかりやすさ」は重要です。

もう何年も前ですが、「ユーザビリティ」という言葉がWeb制作業界では多く
使われました。簡単に言ってしまえば「わかりやすさ」です。

欲しい情報や探している情報にいかにストレスなく到達させてあげるのか、
ということですね。

ちゃんと整合性のあるサイト構造にして、訪問した人が、メニューをクリック
して欲しい情報に辿りつけるようにしてあげるということです。訪問者はせっ
かちですから、探しいてる情報がないとすぐに他のサイトに行ってしまいます。
(実際、皆さんもそうだと思います d(^_^))

ですから、わかりやすく、欲しい情報に辿りつけるように構造やメニューを
考えた、ボタンをデザインしたりるすことはとっても重要なんです。


※重要にもかかわらず「ユーザビリティ」という言葉、最近はあまり耳にしな
 いかもしれません。それは単に "業界の流行" が今そこにないだけです…(ーー;)

 業界の流行なんかに左右されて、皆さんにとって重要なことを見失うような
 ことはぜひ避けてくださいね。
 (その業界にいて言うのも何ですが…(^_^;)


●「わかりやすさ」に関わる2つのポイント


一方で、2つのことを考えないといけません。

一つは、サイトの情報が膨大になりすぎて、メニュー構造だけではカバーしき
れなくなってきているということ。

もう一つは、わかりやすく見せてあげることと、魅力的に見せてあげる事とは
別だということです。


●情報量の爆発に対する考え方

まずは前者。

かつてのように会社案内を掲載したようなホームページではそのようなことは
ありませんでしたが、今は、ページ数がどんどん増えています。

例えば、サイト全体のページ数が100ページぐらいであれば、1つのメニュー
構造だけで何とか構成できますが、それ以上になると、複数のメニュー構造を
持たせたり、検索をメインにした誘導に変更しないといけなくなってきます。

そういう時、どのような情報構成にして、訪問者にどう提示すればわかりやす
くなるのかにはいくつもの工夫が必要になります。ここは制作会社のディレク
ターの腕の見せ所ですね。


●「魅力的」は「わかりやすい」と切り口が違う。

次に後者。

「わかりやすい」を左右するポイントの一つに、訪問者が頭の中で「想定した
言葉がメニューに記載されている」という要件があります。想定していた言葉が
目に入れば「そうそう、これを探していたんだ!」とクリックしてもらえると
いうことですね。

しかし「想定されている」ということは、「情報が想定の範囲内」に留まって
いるということでもあります。

考えてみれば「想定の範囲」ということは、魅力的ではないということでもあ
ります。「魅力的」ということは、自分の想定を超えて、驚きや感動や必要性
を感じてもらえることなのですから。

ですから、「訪問者が情報を探す」という行為させないで、こちら側の誘導に
したがって「魅力的に情報を提供する」ということが必要になってきます。

この手法が、わかりやすいが立脚する「辞書的な作り方」とは違う切り口での
アプローチだということ、ご理解いただけるでしょうか。


●2つは別な切り口だとわかれば、半分解決したも同然

 「わかりやすい」
    → 辞書的な作り方
    → 探している人に、すぐに見つけてもらえるようにするということ
    → 想定しているキーワードを出してあげることがポイント

 「魅力的」
    → 訪問者の想定を破る、越える、覆すことが魅力につながる
    → サイト運営側のストリーに乗って情報を出していく作り方


このように、情報の出し方や提示の仕方が全然違ってきます d(^_^)

ですから、両者を無理に一緒にさせようとしないで、情報を探している人が
すぐに辿り着ける導線を確保しながらも、商品やサービスの魅力を記憶に残
すようなページやコンテンツも別途用意するなど、役割を分担させてサイト
を構成するのが賢いやり方です。


今回の内容は、かなり高度な内容ですのですべてを理解される必要はありま
せんが、

●「わかりやすく見せる」ということと「魅力的に見せる」ということ
  ではサイトの作り方が違う

●両方をうまく共存させることが必要


ということはぜひ頭の片隅に置いていただければと思います。(^_^)/

■今週のピックアップ━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

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■中小企業のソーシャルメディア運用、人数・時間・予算をかけない傾向
 【Wantedlyソーシャルメディア利用調査】
  http://markezine.jp/article/detail/17846
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中小企業でのソーシャルメディア利用に関する調査結果が紹介されていました。

調査結果によると、Facebook、Twitter をマーケティング目的で利用してい
る一方、少ない人数で予算・時間をかけずに運用している企業が圧倒的だと
いう結果です。

皆さんが想像されている通りだと思いますし、実感としてもそうだと思います。


しかし、この予想通りの結果に対して2つの考え方があります。

「なぁ~んだ。みんなうちと一緒なんだね♪」というのが1つの考え方。

もう一つは、「そっか、みんな予算も時間もかけずにやっているだけなのか。
だったらうちは予算と時間をかけて飛び抜けてみよう!」という考え方。

前者はスタッフの方に多いでしょうし、賢い経営者の中には後者のように考え
る方も多いでしょう。

皆さんはどう捉えましたか?


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                 それではまた次回をお楽しみに! (^_^)/
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【発行元】株式会社ビーチュー
     http://be-chu.com/
     
     http://www.facebook.com/bechucom

     〒399-0213
     長野県諏訪郡富士見町乙事5162
     TEL / FAX : 0266-75-2076 (受付 : 平日 10:00-17:00)

【発行責任者】雨宮伊織 Amemiya Iori
    
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