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横浜市で「自治体ホームページの課題と今後のあり方」と題して講演させていだきました。

 

講演の内容をご紹介します。

横浜市で「自治体ホームページの課題と今後のあり方」と題して講演させていだきました。2月21日に、横浜市中区で「自治体ホームページの課題と今後のあり方」と題してお話しする機会をいただきました。

会場には、横浜市中区を中心に各区サイトの更新をご担当されている職員の皆様や、サイト全体の方針を考えるご担当の方々50名ほどが集まってくださいました。横浜市中区では、「職員全員が広報担当だという意識を持つことが大切」という考えのもと、毎年、広報マインド研修会を開催されているとのこと。(とても素敵な考え方だと思いました!)

今年の研修テーマがホームページ関係ということで、お声をかけていただきました。私にとっても現場の皆様のお話を伺える大変貴重な機会でした。
本当にありがとうございました。 

 

今回お話しさせていただいた内容は、ブログに掲載している「自治体ホームページ、今後のあり方・作り方」のシリーズを土台にしたものになります。

簡単に概要をまとめると、大きく次の4つのテーマにわかれています。

1.自治体サイトの抱える課題
2.Webサイトの現在
3.わかりやすい自治体サイトのためのヒント
4.サイト制作のヒント

 

     

    1.自治体サイトの抱える課題

    まずは、これまで自治体サイトがどのような形で構築・運営・管理されてきたのかを、時系列で振り返りながら、各段階でどのような課題が発生し、どう解決されてきたのかをまとめました。

    【キーワード】
    CMS、ユーザビリティ、アクセシビリティ、ユニバーサルメニュー、ソーシャルメディア

     

    Webやネットの業界は物凄い速さで物事が進んでいきます。また、常に関連する膨大な量の情報が流れてきます。しっかりとした意識を持っていないと、「今からは○○です!」という情報の波に押し流されてしまい足元を見失ってしまうことすらあります。決して、最新の話題や技術を導入することだけが正しい運営ではありません。各自治体サイトの現状や抱える課題をしっかりと認識した上で、何をすべきなのかを選択していける力を内部に持つことがとても重要です。そのためには、まず、これまでのネットの流れの中で「自分たちの自治体サイトがどのような位置づけにあるのか」を理解することが大切になります。

     

    その次に、現在の自治体サイトが抱えている課題について、次の2つを説明させていだきました。

     

    【課題1】CMS導入後の各担当間の連携や統一的な運営が進まない。

    効率的な運用管理のためにCMSが導入されていますが、組織的な問題などまだまだ多くの課題を抱えていること、そしてこれらの課題が、結果的に自治体ホームページのわかりづらさを生みだしていることを指摘させていただきました。CMSの導入によって統一的なサイトに生まれ変わり、圧倒的にわかりやすくなりました。一方で、CMSの運用に内包する問題によって、わかりにくさは以前として残り続けている…ということになります。

     

    【課題2】自治体サイトの未来が見えてない。

    ネット上で検索していただくとお分かりいただけるかと思いますが、現在、「わかりやすいホームページする」「CMSを導入して効率的にサイトを管理する」という以外、自治体ホームページの未来についてほとんど話が見られません。あったとしても、武雄市のようなFacebookの導入か、ソーシャルメディアの活用ということになります。そのような現状の中で、自治体サイトの今後のあり方(自治体によるネット活用)について、都市部の自治体 / 地方の自治体それぞれに分けてお話しさせていただきました。

    武雄市のようなFacebookの"大"活用についても少し触れさせていただきましたが、今回の話の中では具体的なサービスというよりも、ベースとなる「考え方」の話が中心になりました。それは、Facebookを使う/使わないという決定の問題ではなくて、自治体としてサイトの活用をどのように考えるのか、ということがまず最初にあるべきだと考えているからです。Facebookはあくまでも、活用のための手段に他なりません。

    Facebookを活用すべきか否かと言ったら、自治体だって活用すべきなのに決まっています。でもどう活用するのかもしっかり考えないと、現在、CMSの運用で起きているのと全く同じ課題が発生してしまうだけだと思っています。

     

    課題1 課題2の両方については、すでにブログの記事でも触れていますのでまだお読みになっていない方はご覧いただけましたらと思います。

    このように、これまでの自治体サイトの流れと現状の課題をご説明させていだきました。この大きな流れをご理解いただくことで、普段、担当部署のページを更新されている皆さんが、現場の作業から一歩後ろに下がったところから大局的に見ることができ、「そっか、自分がやっていた作業はそういうことだったのか…」と思っていただければありがたいと考えています。

     

     

    2.Webサイトの現在

    何げなく閲覧しているWebサイトが現在はどのようなのかをお話しさせていただきました。切り口はたくさんあるかとは思いますが、今回は「誰でもセルフメディアを構築できる時代」という切り口で、現在何が可能なのか、それがどういう意味を持つのかをご説明させていただきました。

    セルフメディアを構築できるということは、テレビや新聞に頼らない媒体を自ら持つことができるということです。媒体をどのように活用するのかは自分で決められるということです。もちろん若干のノウハウが必要になりますが、テレビや新聞に頼らずに全国の方に知ってもらうことができるという意味では、地方の自治体にとってこれを活用しない手はないはずです。

     

     

    3.わかりやすい自治体サイトのためのヒント

    わかりやすい自治体サイトのためのヒントユーザビリティ講座と題して、最前線で更新作業を担当される方々に向けてご説明いたしました。ただしこちらも具体的なテクニックではなく、例えば「情報への入口は複数設ける」など、7つのポイントに絞って考え方をお話ししました。

    どうしてそういう考え方をしないといけないのかをご理解いただければ、更新作業の各場面でわかりやすさに配慮した作り方ができるのではないかと考えてみました。

     

     

    4.サイト制作のヒント

    こちらは時間がほとんどなくなってしまったので、ものすごいスピードでの説明になってしまいましたが、テキストを書く際に気を付けたいこと、写真加工のポイントなど、更新作業の現場で役立つヒントをお話ししました。

    特に、ネットに掲載される情報を「フロー情報」、「ストック情報」、「固定情報」という3つに分けて、それぞれがどんな特徴を持っているのかをご説明させていただきました。その違いを意識することで、単に情報を掲載するという行為から、効果的に情報を見ていただけるような掲載方法に変えることができるかと思います。

     

     

    「まさに、こういう話を聞きたかったんです!」

    講演会、自治体ホームページの課題とこれからのあり方これらの内容を約2時間でお話しさせていただきました。

    私はしゃべりだけで講演できるような達人ではありませんので、約120枚のスライドを利用しました。時間が余ってしまったら大変だと思い、実は、いくつか参考になる動画も準備していたのですが…(^_^;、実際にはその動画を使うことはなく、むしろ駆け抜けのような形になってしまい、お越しいただいた皆様にはちょっとわかりづらい部分もあったのではないかと反省しています。

     

    研修会終了後、関係する職員の皆様と少しだけ懇談させていただきました。

    席に着くなり開口一発、「まさに、こういう話を聞きたかったんです!」とおっしゃっていただきました。「こういう切り口の話は、これまで全然聞かなかったです」と。そうおっしゃっていただいて私も安心しました。

    講演での内容を踏まえながら職員の皆さんとお話ししていると、職員の皆さんが自治体サイトの運用に本当に熱心に取り組まれているのがよく伝わってきました。とてもよく勉強もされていますし、課題もしっかり見えていらっしゃいました。例えば、横浜市ではすでにユニバーサルメニューの導入をすすめておられます。そうやって熱心に取り組まれている横浜市の職員の皆さんは本当に素敵だと感じました。職員のみなさんの熱意で、これからどんどんサイトが良くなっていくだろうと思います!

     

    企業の場合、パートナーという考え方があります。発注・受注という対面的な立ち位置ではなくて、共に同じ方向を向いて活動しながらその成果をシェアするという関係です。
    自治体の場合は発注や契約の関係で、どうしてもそういう関係は作りにくいものです。

    自治体サイトについても同じことが言えるかと思います。
    ホームページの制作やシステム開発、CMSの導入をする際、どうしても外部の業者にお願いすることになりますが、それは受注・発注という対面的な関係になります。つまり、自治体サイトをどう運営すべきなのか、何を選んで何を選ばないのかという「サイト運営に関する方針やプラン、ノウハウ」は、自治体内部に保有していなくてはいけません。そうでないと的確な発注ができないからです。

    そこを保有せずに、モノを購入するかのように、サービスを購入するかのように発注してしまうと、「デザインはきれいになったけど…」「システムは新しくなったけど…」というもったいない結果が待っています。

    ですから、これは横浜市に限らずどの自治体でもそうですが、自治体内部に「サイト運営に関する方針やプラン、ノウハウ」いかに保有するのか、そういう人材をどのように準備するのか、ここが胆なんだと思っています。そのノウハウ構築や運用の仕組み構築において、今回お話しさせていただいた内容が、少しでもお役に立てばうれしいです。

     

    横浜の夜景すべての日程が終了した後、おすすめスポットとして紹介していただいた横浜の港を少し散策しました。
    横浜、本当に素敵ですよね♪

     

    >> 横浜市ホームページ
    >> 横浜市中区ホームページ

     

     

     

     

    ご依頼があれば伺います。

    ビーチューでは、今回と同じように他の自治体様でも、職員向け研修会等のご依頼があればうかがわさせていただきます。
    ご興味ございましたらご連絡いただけますと幸いです。

     

     

    次回をお楽しみに♪

     

     

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