かつての高価なCMSツールを、今では中小企業でも利用できる
(活用のヒント 7 )
CMSと言えば、以前はパッケージだけで数百~1千万円するものばかりでしたが、今ではサーバ代込みで月額数千円で利用できるものや、オープンソースのものなどなど、気軽に手を出せるツールがいくつも出てきています。
CRMアプリケーションにしても、以前は高価なパッケージを購入したり、数千万円かけて独自に構築するのが主流でしたが、こちらも月額数千円で利用できるオンラインサービスが多数提供されるようになっています。
どちらの話も、これまでだったら多額の予算をかけられる大企業にしか導入できなかったツールが中小や個人でも利用できるようになった、ということを意味しています。これは地方にとってとても大きなメリットですね。
ツールを持てるor持てないの会社規模の勝負ではなく、ツールをどう使いこなせるかのノウハウと知識・腕の勝負だということです。
コミュニケーション形式が、地方にとってメリットのある状態に
(活用のヒント 8 )
世の中のコミュニケーションの流れが、地方や個人事業主にとって非常にメリットのある状態に傾いてきているということをご存知ですか?インターネット黎明期やネットバブルの頃「これからは地方も世界に向けて!」という号令のもとホームページを作ったもののほとんどが挫折してしまいましたが、現在、その当時以上にチャンスです。
コミュニケーシヨンがどう変わったのかというと、ひとことで言えば、マスメディアを通さない形での情報の流れが、大変大きくなっているということ。マスに流さなくても、興味をもっていそうな人に伝えられるということです。そして、口コミにみられるように、「大企業の情報よりも個人からの情報の方が信憑性が高いかも…」という捉え方が広く見られるようになってきていること。
これらはみな、資金規模や事業規模の大小に関係なく、個人がメディアとして情報を発信することができ、かつ受けても信憑性を持って受信してくれる土壌ができているということです。地方にとってこんなにうれしいことはないじゃないですか!
あとは、皆さんが、誰に、どんな手法で、何を伝えるのか、というアイデアの勝負なんです。
我々は今、チャンスの中にいる
(活用のヒント 9 )
「こういう時代ですから…」「どうも景気がねぇ…」とよく耳にします。
でも多分違います。すでに私たちがいる環境は「一時的な不況」なのではなく、もうかつてのように成長しない成熟期、もしかしたらすでに衰退期なのかもしれません。ですから、夜が明けるのをじっと我慢したり、政府や国が何とかしてくれるのを待つのではなく、まったく考えて方を変える必要があるんだと思います。
なぜなら、活用のヒント 8 でもお話ししたように、我々は今、チャンスの中にいるのですから。
皆さんの商品やサービスをネットを利用してどう提供できるのか、10分だけでいいので考えてみてはいかがでしょう?
次回をおたのしみに!
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